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CK3実績 エルシド編3”カンペアドールの遺産” Legacy of The Campeadores

2025/11/01
 波乱万丈、エル・シッドさんプレーの続きです。
年相応に落ち着いてきた彼でしたが、若気の至りは思わぬところで…。
”カンペアドールの遺産”
-Legacy of The Campeadores-

 傭兵家業をこなし、実力を付けてヴァレンシア王国を目指します。
エル・シッドの詩をお楽しみください。

シリーズ一覧

(1)我がシッド
(2)波乱万丈シッド
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冒険者時代

Segundo cónyuge

 駆け落ちに失敗したシッドでしたが、依頼で救出した女性を見初めます。
人生の伴侶を得て、活力を取り戻したカンペアドール。
え?前夫人とすぐ離婚してる?
「元」配偶者…?
 まさかそんな、一目ぼれしたからってすぐ離婚したとか。
英雄シッドですよ。そんなことする訳ないじゃないですかー。やだなーもう。

La lucha en Francia

公爵からの依頼

 さてさて、実績のヴァレンシアへ赴きたいところですが。
現状の手勢は、重装騎兵50、ラクダ騎兵200、マンゴネル(攻城兵器2)10。
これに加えてイベント兵のカバジェロ200騎。併せて500近い数になります。
 攻城兵器以外は、パトロンに用立てて貰った軍勢です。
数は少ないですが、(徴募兵が居ないので)練度の高い精鋭部隊を率いていますね。
 ただし、国を攻め取るのであれば更に兵力を整える必要があります。

 更なる軍の充実を図っていた1077年5月。
アキテーヌ公ギレムから援軍の依頼が届きます。
 依頼難度は2、単なる小競り合いではなさそうです。
シッド率いる傭兵団も、公爵に頼られるほどに知れ渡って来たのか。

 様子を探ると、フランス王国の内紛のようですね。
派閥による王位変更請求を行っている模様。
 この内紛に、反乱側(フランス王とは敵対軍)として参戦します。
直後、戦力的・戦況的に旗色の悪いフランス王から、懐柔案が届きました。
「公爵位と引き換えに、戦争から身を引いてくれぬか?」

 フランスに勢力を築く気のないシッドは、これを一蹴します。
(実績も達成しにくくなりますし…。)
安定した生活が良かったなぁ…
 直後に長男が生まれた事で、ギオマルはこの決断にやや不服な様子ですが…。
「(´・д・`)ヤダヤダ、ヴァレンシア公じゃないとヤダ」と駄々をこねるシッドに、呆れつつ従うのでした。

鮮やかな采配

 そんな我儘シッドくん(34さい)ですが、戦人としてはやはり一流です。
手勢600ながら、3000人、実に5倍の兵力を誇るフランス軍本体に突撃を敢行。
 この攻撃は、ギレム公の軍を利用して仏軍を挟み撃ちをする形で大勝を納めます。
戦争の行方を決定付けた「コマンジュの戦い」は、口火を切ったシッドの功績として知れ渡ることに。
 フランス王軍を退けた「エル・シッド・カンペアドール」の声望は更に高まるのでした。
 …って書いたけど、戦勝点しか入ってないな?
威信点が欲しかった。友軍を利用して勝ったことが知れ渡っていたのか…。

Ganar confianza

 引き続き、要請のあった南フランス~イタリア方面で傭兵業を続けるシッド。
 再び、倍以上の敵に突撃します。
前回と違い、味方の増援はありません。が、勝利の可能性が高いようです。
 結果は見事な勝利。今度は威信点も手に入れましたよ。
打ち取ったのは恐らく徴募兵中心ですが、4倍の敵に対しての勝利には違いありません。
 マルヴジョルでは、倍の敵兵を文字通り殲滅。
敵公爵も捕らえました。「これなら、ヴァレンシアを攻め取れるのでは。」
 シッドは手ごたえを感じていました。
捕まって悲しそうなオジサン
 ヴァレンシアへ旅立つ前にグランドトーナメントに参加。
ボードゲームとアーチェリーで優勝し、更に声望を高めることに。
 同時期、シッドに私生児が居るのではないかと噂が流れています。
ナバラ王妃テレサが娘マイオール。彼女とシッドが良く似ていると評判になったからです。
まさか、関係が続いていたとは…
 シッドは、肯定も否定もしていません。
テレサ妃の身を案じての事でしょうか。

 と言うか、駆け落ち失敗してからも関係を続けていたとは…。
恐れ知らずのカンペアドールですねぇ。

ヴァレンシアへ

 ようやく、集められるだけの兵力が集まりました。
 重装騎兵250,パイク兵500、カバジェロ700(別にイベント兵200)、マンゴネル50、騎士21名。
徴募兵0の精鋭部隊となります。

Al duque

 ヴァレンシアへ向かったシッドでしたが、そこはアラゴン王の領土となっていました。

征服者に反抗

 アラゴンを納めるサンチョ王は、征服者の異名を持つ英雄です。
征服の名目で、あちこちに強力な軍を進めては勢力を伸ばしています。
 4000近い兵力に加えて、高い練度が予想されます。
彼と事を交えるのを躊躇していたシッドでしたが、3方面の戦争に加えて、チフス羅患によって余命いくばくもない様子。
 これを好機と捉えます。ヴァレンシアを手中に収めるため、行動開始!
 瀕死の状態から息を吹き返したサンチョでしたが、戦争序盤の失点を取り戻せず。
更に、3方面戦争で手一杯となっており、シッドに十分な力を割くことは出来ませんでした。

瀕死のシッド

 こうしてヴァレンシア公となったシッド。
…なんか体調が悪そうですけど、大丈夫でしょうか。
 今度はシッドが瀕死です。赤痢によるペナルティで死神の姿まで見えています。
実績条件から後継者に変わるのは良いけど、今はまずい!

 こちらも無事完治して、ヴァレンシア公爵の領土を慰撫します。
 少し落ち着いてきたので、隣地アル=カラスの独立勢力を攻略。
これを支配下に置きます。
 ついでに、アル=カラス伯の防衛戦争も引き継ぎ。
見事撃退して、マユールカ公爵に賠償金を支払わせます。
 1100年、制圧したモリナ伯領の防衛戦争を引き継ぎ。
個人的因縁のある、ナバラ王国軍を撃退します。
 王軍を撃退して正当性がかなり上昇。
成り上がりのエルシッドは、周りから「認められる」程度の正当性を得ました。

Al trono

征服者だらけ…

 ヴァレンシア公として地盤を確保したシッドですが、北からフランク帝国の脅威が迫っています。
フランク帝国の超拡大
 いつの間にか、フランス王国からランクアップした上に征服者持ち。
狂信的な略奪者と称される皇帝
 彼らがイベリアに侵攻してくると、太刀打ちできません。こちらも早期に勢力拡大しないと。

ヴァレンシア王へ

 間を空けず、南のアラゴン王国領に再侵攻。
侵攻の名目は、イベリア特有の「闘争の衝突」を利用しました。
一気にムルシア公爵領の4領土を攻め取れるとは思いませんでした。嬉しい誤算。
 歴戦のシッドに敵う筈もなく、アラゴン王国軍を蹴散らします。
兵数も、騎士数も勝っているため、決定的な勝利を得ました。
 1101年12月。ヴァレンシア王を名乗るに十分な領土獲得。
ムルシア公爵を名乗り、次いでヴァレンシア王位をアラゴン王国から簒奪します。
 史実さながら、ヴァレンシアを領土としたシッド。
後は代替わりすれば実績達成です。
後継者を共同統治者にしたけど、それは関係ないよな…?

不意打ちの達成

 …と思ってたら、シッドの代で実績達成となりました。
後継者でなくても、問題ないと思われます。これまた嬉しい誤算。
 達成時の領土と、シッドさんの姿をどうぞ。
 シッドさんの軍事能力はさらに洗練されて40に到達。
武勇も27を誇ります。還暦前の爺様とは思えない…。
 後継者です。シッドさんに似て、全体的に優れた能力。
軍事的才能も有しているので、これからの成長に期待です。
 ちなみに、王国の征服でアラゴン王国を攻めていたら一気に終わってたと気付きました。
※こういうのを、後の祭りと言います。 
 引き続きプレーし、イベリアの闘争を納めましょうかね。
今回はここまでに。