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津和野神社巡り~堀庭園

2024/05/25
 朝の津和野を散策。
 鳥居前まで歩いてやって来ました。道中編の、津和野市街カフェTMCの近くです。
まずは、津和野市街の神社巡りに行きます。

津和野市街神社

 そのまま進んで、山口線高架下を潜ります。情緒ありますね。
 すぐ先に、神社が見えています。

弥栄神社

 弥栄(やさか)神社到着です。
 人当たりの良さそうな宮司さんに御朱印を頂き、由来も教えて頂きました。
由来は京都の八坂神社と同じらしいのですが、漢字は島根町内にかつて存在した「弥栄町」の字を用いているとのことです。
 大ケヤキ。樹齢約600年以上!戦国の世から、変わらず津和野を見守っているんですね。
 苔むした感じがイイですね。

太鼓谷稲荷

 そのまま、山手へ向かって太鼓谷稲荷へ。
 大鳥居のお出迎えを受けた先に、沢山の鳥居が連なる参拝道があります。
 参拝堂は坂になっていますが、負けじとずんずん登ります。
少し登ってから振り返ってみました。これだけ並ぶと見事ですね!
整然と並ぶ鳥居が美しいです。
 上ること15分くらいで、太鼓谷稲荷神社へ到着!
 訪問は2度目です。 車で上がれる道もあり、前回はそちらで上がりました。足の悪い方も安心。
 途中の茶店や境内に油揚げも売ってます。お稲荷さんですからね。
賽銭箱の横に、油揚げ専用のお供え箱があります。
 高台にあるので、眺めは素晴らしいです。天気に恵まれたので、気持ち良かったですよ。
御朱印を頂いて、津和野市街をあとにしました。

堀庭園

 市街から車を15分くらい走らせると、立派な庭園付きの邸宅が姿を現します。
 こちらが堀庭園。江戸時代の鉱山開発等を行っていた堀家の邸宅です。
昔の雰囲気を残したまま保存されています。

母屋

天明5年(1785)上棟、入母屋造桟瓦(石州瓦)葺、2階建て(HPより抜粋)
 最盛期は、40人くらいが暮らしていたそうです。
いわゆる、田舎の本家みたいな建物です。
 3つ並ぶ釜戸。これで炊いたご飯は美味しかったでしょうねぇ…。
 一斗升。15kgのコメが入るそうです。
解説にもありますが、昔の人は60キロの米俵をヒョイと担いでいたそうです。
 木製の風呂桶。持ち運びが出来たとか…。へぇ~。
 母屋裏の横穴。鉱山の試掘として掘られたのではないか、との解説。
冷蔵庫として使われていたそうです。残念ながら、中には入れません。

 このあたり一帯は岩盤層で、井戸を掘っても水が出難いそうです。
なので、高所で横穴を掘って水道を作っていたそうな。
 昔の人はホント、逞しいですね…。

楽山荘(離れ)

明治33年(1900)築、入母屋造桟瓦(燻瓦)葺、一部2階建て(HPより抜粋)
 凄く雰囲気が良いです。
 障子に菊花紋と桐花紋が浮かんでいます。格好いい。手が込んでるなぁ…。
 離れ縁側。立派な池に面しています。池には滝もあるんですよ。
 こちらがその立派な池。庭も良くお手入れされています。
紅葉の時期は更に良い眺めになりそうですね。
 茶室。竹の格子が子気味良いですね。

和楽園

 道路向かいの庭園。堀庭園のチケット売り場横になります。
これも綺麗に手入れされていて、散歩すると気持ちいい。
 庭園から山手に上っていると、石碑があります。
水力発電所(!)を作った堀氏への感謝碑。
 途中にある東屋から、堀庭園を臨むの図。
 静かで落ち着いたいい場所でした。紅葉の時期にまた来てもいいかも。
Googleの口コミには、座敷童さんが居るとの情報もありましたが、自分は会えませんでした…。

動画

 最後に、十種ヶ峰~津和野市街~堀庭園の動画を載せて、一連の旅行記を終了します。
 手ブレが酷いなぁ…。