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CK3実績 エルシド編5”イベリアの戦い” Iberian Hostilities

 シッド一族のイベリア奮闘記です。
シッドの子孫たちに引継いで、イベリア統一を目指します。
”イベリアの戦い”
-Iberian Hostilities-

 強敵、フランク帝国を退けた1sTギリェルモ。
ただし、目指す実績にはさらに大きな壁”プレーヤーの勘違い”が立ちはだかるのでした…。

シリーズ一覧

(1)我がシッド
(2)波乱万丈シッド
(3)不祥事シッド
(4)征服者たちの圧力
(5)アル・サイイドへ←本記事

達成条件解説

 今更ですが、実績達成条件の確認です。
CK3に詳しい方、御存知の方は、読み飛ばして下さいませ。

ざっくり

 「支配」の結末を選び、イベリア紛争を終結させること。
 紛争の詳細画面を見ると、「結末の表示」と言うボタンがあります。
条件を満たしていれば、「○○の支配」を選べるのです!
※1 ○○部分には、自分の王国名が入ります(たぶん)。
※2 ちなみに、「シャルク」はアラビア語で東方を意味するようです。
イベリアの東方王国だからかな?詳しい方居たら教えてくださいませ。

がっつり

 じゃあ条件って何よ?と言うことで箇条書きです。
  1. 最上位の君主(封臣じゃダメ)
  2. 敵対フェーズである
  3. イベリア地方の完全支配をし、王国級以上の称号を5年以上保持。
  4. イベリアの王国称号を2つ所持、かつ完全支配していること
  5. 所持する王国級称号でイベリア内を慣習的領土として統一すること
  6. 王国首都の属する慣習的伯爵領全てを、PCの文化と宗教で統一する
  7. 他の独立参戦統治者は、イベリアの20%以上を所持していない
  8. 記載する2公爵領(上記画像参照)を支配下としている
※2・3はどちらか一つ達成で良い。同様に4・5もどちらか。

 そして、記事書いてて気付きました…。2(敵対フェーズ)が必須条件だと勘違いしていたことに…!
この文章だと敵対フェーズ中じゃなくても、全土統一すれば達成出来るみたいですね。
プレー中は「敵対フェーズ必須」だと思い込んで、フェーズ切替に腐心してました。
 そうか、気にしなくて良かったのか…。(道理で、条件7が有るわけですね…!)

補足
 中世イベリアの争いを再現するために、以下の4フェーズが繰り返されています。

「1.機会」→「2.敵対 又は 3.和解」→「4.妥協」→「1.機会」(以下繰り返し)

 これは、誰かがイベリア紛争を終結させるまで続きます。
傭兵が安くて戦争の好機だったり、文化・信教の変更と言った内政(?)が進めやすい等、それぞれのフェーズには特徴があります。(詳しい解説は割愛します。)

ヴァレンシア王国

現状確認

 こちらは、1066年、スタート時点のイベリアとなります。
 そこから半世紀経過した、1118年のイベリアです。
うん、あんまり変わってない。特に北西側。
 前回プレーでフランクの進出等ありましたが、巨獣が去って元に戻ったような感じですね。

ところで、プレー中に気付いたのですが…条件6が、かなり大変そうなんですよね。
 と言うのも、ヴァレンシア王国の辺りは元々、アンダルシア文化でムワッラド派が多いです。
実績のためには、これをカスティリーヤ文化でカトリックに上書きしていく必要があります。
うわっ、私の宗教ムワッラド過ぎ…?
 それを踏まえて、現在の信教分布をどうぞッ!。青色部分が条件となる範囲です。
改宗出来てるのは赤色部分だけ…。封臣に指示して、ようやくカトリックになった1か所。
フェイズや情熱の影響左右されますが、伯爵領の改宗・文化変更は1か所辺り2~5年必要です。
アンダルシア文化に染まった方が早いんじゃ…?
 文化面もどうぞ。早くて2年と見ても、10伯爵領としたら2~30年かかります。
これ全部改宗+文化変更は結構な手間です…。

 これほんとに、アンダリシアン化して信教変えた方が…。
でも、それやるには信仰点と威信点貯めないといけないし…うーん…。

ロケット・クレメンス

 大きな課題は置いといて(いいのか)、歩みを進めましょう。
イベリア統一を盤石にするため、国庫の充実を。教皇に資金要求するのです。
信仰点と引き換えに、500近い収入。これ、カトリックの特権です。
 そして、ヴァロア公爵の破門申請。
何を隠そう、前フランク皇帝。侵略者特性も消えていません。
公爵と、立場は弱くなりましたが、再起されないためにも妨害します。
 正当性の喪失、カトリック信徒からの評価低減。
そして破門者への宣戦布告口実付与などのリスクが、彼に降りかかります。
 ついでに、もう一人の征服者にも破門をプレゼント。
アラゴン王よ、地獄へ堕ちる時が来たのだ!
 こうして、好き放題要求を通したギリェルモ王。
彼は更に好き勝手してクレメンス猊下を憤慨させることになります。
 少し後の話となりますので置いといて、勢力拡大に移りましょう。

南西部へ拡大

 1221/8~1222/5月、バタルヨース公爵領へ侵攻。
敵軍を蹴散らして勝利、人質を得て臣従させることに成功。
 1222/6~1223/1月、バジャ公爵領へ侵攻。臣従させることに成功します。
バジャは北のガリシア王国から攻め込まれており、その防衛戦争をヴァレンシアが引き継ぎました。
 常備軍のパイク兵、重装騎兵たちの頼もしいこと。
ガリシア軍を蹴散らし、バジャ地方防衛戦争に勝利です。
 賠償金300と正当性50を頂きました。
久々の、かゆい…うま…!
 拡大を始めてから大体2年後の勢力状況です。
 イベリアの紛争名義で、開戦事由を設けなくても攻撃可能です。
お陰様で拡大が早い!

アル=シャルク王国

終わってしまった…

ギリェルモVer2

 1124年。シッドの孫、長男ギリェルモ成人。油断してたら、親と同じ名前に。
歴史の授業で、○○1世・2世とか聞きましたが、外国では普通なのでしょうかね。
 彼自身は、寛大・謙虚・公正という性格特性。絵に描いたような理想のリーダーですね。
「剣使い志願者」と、「苛烈な猛将」、「苦行者」という激しい一面もあります。

更なる拡大

 半年後、元フランクのトゥールース公爵が支配する伯爵領「マラゴン」を勢力圏に。
位置的には、トレドの南側になります。
 マラゴン攻略戦完了後、イシュビーリヤ公が臣従の可能性アリとの情報が。
低税金・低徴募兵の条件であれば従ってくれそうです。
 戦わずして勝つ、これこそ最上です。中国の孫子さんも、そう言ってました。
孫氏に褒められたこのタイミングで、敵対フェイズ完了。
 前述の通り、このフェイズでないと実績達成不可と思い込んでいた私。
 妥協→機会→敵対フェイズと進むよう、ここから色々画策し始めます。
中国の孫子が…何だって?
 ちなみに…孫子発言から舌の根も乾かぬ1月後。
ナヴァラへ戦争をふっかける、ギリェルモ1世の姿がそこにありました。

華麗なる転身

 1126年、アンダルシア文化のムワッラド派が蜂起。
鎮圧しようかな…と思いながらポップアップを見ると、魅力的な選択肢がそこに。
 この状況から、アンダルシア色とムワッラドに染まる、ホントにそんなこと出来るんですか?
 出来るんですよ!
見ての通り、教皇猊下は相当お冠でグチグチ言ってますが…。
実績ノタメダモノ、シカタナイモン!

そぉい!
 ということで、アンダルシア改めアル=シャルク王国誕生です。
これで、数伯爵領の文化と改宗をすれば、実績の条件アッサリ達成ですよ。
クレメンス猊下には大変申し訳ないのですが、ほんと助かった。
 この後、封臣たちにも改宗を指示。皆さん2つ返事で従ってくれます。
影で、ムワッラド信仰してたん?って思うくらいにアッサリと。

 でもって、国王はクレメンス猊下から(改宗前に)頂いた資金でメッカへ。
 ハッジの特性が付いて、イスラム教徒からの評価が無条件で+10されます。
帰国後、ギリェルモは宗教騎士団を設立。
 イベリアに残る独立勢力の大半は、カトリックです。
騎士団は彼らと戦う時に駆けつける(ほぼ)無償の援軍。下手な同盟より、よっぽど頼もしい存在です。
 この騎士団、カタクラフトイばかりなのは、団長さんの趣味ですかね。
なんだか、濃厚な脳筋臭がします…。

ノルマンディー家の征伐

侮れざる敵

 久々登場、元フランク皇帝ウィリアムさん。
10年前の破門に負けることなく臥薪嘗胆。ブルグント王を名乗るまでに勢力を回復させています。
 ギリェルモさんに関わらなければ、フランク帝国の再興まで漕ぎ着けたのかもしれませんが…。
そうは、問屋が卸しませんでした。兵力的には大差ないブルグント王国に攻め込みます。
 野戦で捕まったウィリアム王。ギリーさんは捕虜となった彼を拷問し、寿命を縮めます。
(王位に返り咲いてるのを見て、征服者を野放しにすると危険だと感じました。)
その上で身代金を要求して解放。お金ももらえるし、命も削れる非人道的な荒業です。
ウィリアムを強敵と認めるが故に、手を抜かず心を鬼にしてやってます!
 こうして、ゴルドバ地方を奪還。
続けてアラゴン王国からも、イベリア南部を奪還。着々と勢力を広げます。

征服者亡き後

 1139年。征服者がこの世から去ったを再度攻撃。
常備軍・徴募兵・宗教騎士団総計で1万の兵力を誇るギリェルモの軍勢は、アッサリと勝利。
 イベリアにおけるブルグント王国橋頭保、そのほとんどを排除。
 わずかに残る領土も、停戦完了後に奪取。
これで、旧フランク帝国によるイベリア干渉は、過去の話となりました。
あとはシッドの一族で統一するのみです!

時は流れて…

努力の方向違い

 大事な事なので3度目ですが。
「敵意」フェイズが実績の必須条件と思っていたので、全力でそこを目指しています。

 まずは、現在の妥協フェイズを機会に持っていくこと!
称号請求でフェイズは進みます!信仰点を使って時代の流れを加速させるのです!
 そんな訳で、バルセロナ公爵領下の伯爵領を請求!えっさほいさ。
 イベントで、いつの間にか眼鏡かけたギリェルモ王。
会社の先輩に似ているのは気のせいだろうか、エッサホイサ。
 機会フェイズに到達! ただ今の時刻は1148年11月。
 ここからは敵対(敵意)を目指します!

イベリアを不穏に!

 敵対に向かうには、「関係勢力」の反感を買うような行動を取ればOKです。
停戦破棄とか、秘密暴露とか、統治者を闇に葬るとか…。
 冒頭の停戦破棄は25Pt加算と魅力的ですが、一律評価-50を負う諸刃すぎる刃です。
チマチマと、関係者の秘密暴露や改宗、フック使用で時代の流れを作りましょう。

 今更の補足説明です。関係勢力はイベリアに関係する文化・宗教を保持している人です。
シッドを追放した人。本プレーでは早々に退場。
 前回イベリアで大暴れしていた、フランク皇帝などは「侵入勢力」扱い。
※彼はフランク皇帝ではない
 仮に、フランク皇帝の秘密を暴露してもフェーズ進行には影響しません。
侵入勢力からイベリア領土を取り返した場合は、フェーズ進行があります…たぶん。

 さて、ご近所さんへの敵対行動継続です。隣国の市長にチェス勝負を挑みます。
負けた後に、恨み言を言えば今日からあなたもライバル関係。10Ptありがとう!
ギリェルモはん、チェスの腕を上げはりましたなぁ。
 チェスの傍ら、諜報活動。
からの暴露・フック捏造後の支払い請求と言った過激なロビー活動?を実施。
 落ち着いてきたイベリア全体を、再び不穏な空気へと加速させます。

孫世代での悲願達成

 1161年、精力的にイベリアを不安定に向かわせたギリェルモ1世は84歳で死去。
53歳の2世が後を継ぎます。
 2世さん、借金があったようです。即位に際して返済して、綺麗な体に。
借金の返済先はギリェルモ2世。
 な… 何を言っているのか わからねーと思うが
おれも 何をされたのかわからなかった…

 敵意フェイズにかなり傾いたので、イベリア統一事業を再開します。
まずは、バルセロナ地方へ。
 野戦で敵軍を壊滅、その際に公爵を捕らえて決着です。
東部の併合完了!残るは北西部のみです。
 1163年6月、待ちに待った敵対フェイズ移行開始。
 レオン王国を削ってから、ガリシア王国へ宣戦布告。
こっちも領土を削っていきます。
 1168年にガリシアの残りを攻めて、イベリア全土併合完了!
 当初はすぐに達成が出来ず、条件を見直したりして試行錯誤。 条件4だけチェックマークがつかないのです。ここは、王国の完全支配だけで良いと思い込んでおりました。
試しにナバラの王国称号を僭称。王号が2つにると、めでたく全条件達成となりました。
よいぞ よいぞ。
 ようやくの、アル=シャルク優位を決断!
同時に実績達成です。
フランクが勢力を伸ばしていなければ、もう少し楽に達成できたかもしれません。
ですが、強敵に戦いを挑むのは久々で、緊張感のあるプレーが出来ました。賠償金おいしい。
 イベリアの闘争中は、敵対的宗教間でも同盟が結べたりするので新鮮ですね。
闘争を結末に導けば、家の名誉が10000貰えるのもかなり破格です。
イベリアで一山あげて、世界へ繰り出すプレーも面白いのではないかと。

 次回はイベリアを離れて、日本へ飛んでいこうと思います。
長文にお付き合い有難うございました。

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