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CK3実績 ゴール朝の台頭①"Rise of the Ghurids"

2024/09/28

 CK3の実績プレイ記録、「ゴール朝の台頭」を狙って行きます。

DLCのロイヤルコートで追加された実績で、難易度は困難に設定されています。

 ゴール朝と言えば、光栄の蒼き狼シリーズでプレー可能な勢力の1つでした。
チン4では、君主ギヤース弟ゴーリーという、まさに全盛期を築いた王となってのプレーが可能でした。
 今回は「イランの復活」を果たしたデータでプレーを継続して、史実より200年程度早いゴール朝の最盛期を築くことを目標とします。

 歴代の王ごとに記録を残す形で記事にしていきたいと思います。
達成までお付き合いください。それではどうぞ。

歴代の王一覧

※リンクで各時代へ移動します。
二代  「狩人帝」ぺザード(この記事)

プレー環境(スルー可)

ゲームルール

 Nomalで、細かいルールの変更はしておりません。

DLC

Northern Lords / Royal Court / Fate of Iberia
Tours and Tournaments / Wards & Wardens / Legacy of Persi
aLegend of the Dead

MOD

・Japanese Language Mod :日本語化
・Community Flavor Pack :衣装等追加
・More Holding Graphics :領地画像追加
・Ethnicities & Portraits Expanded :衣装等追加
・Medieval Arts :イベント・遺跡等追加
・Knight Manager Continued :騎士整理
・Cadet Branch Hard Limiter :分家成立条件厳格化
・Unique Artifacts + :家宝追加
・Artifacts Variations :家宝画像追加
・Prowess-Matters (显示勇武值) :能力一覧に武勇追加
・DITN - 動的かつ改善された称号名MOD :称号をいい感じに
・DINN - 動的かつ改善されたニックネームMOD :同上
・EU4 Style Alerts :EU4スタイルのお知らせ表示
・CK2 Style Colorful Education Traits :CK2スタイルの特性表示
※視覚のみのMODを数点省略

達成条件確認

・ゴール公爵でスタートし、史実のコール朝支配域を征服すること。

 赤線範囲が、該当地域になります。東側は見難いかもしれませんが…。
イラン方面は殆ど抑えているので、インド方面へ向かう必要がありますね。

王国の継承

 目標:想定される国内の乱を鎮圧し、インド方面へ橋頭保を築く

2代目即位の日(919~)

 919年2月18日。
ペルシャの炎と謳われた、”シャーハンシャ―(諸王の王)”スーリ崩御。
戦争中の息子が後継
 イラン復活を宣言してから、5年後になります。
それにしても、後継者へ「まこと無残なるものなり。」って結構ひどい言いよう…。
 継承時の領土は、上記の状態です。では、実績チャレンジスタートです。

人物紹介

 シャーハンシャ―としては2代目となるべザード。
父が二シャプールを本拠とした際には隣地の伯爵に封ぜられ、傍らで帝王学を学んできました(ということにします)。
軍事的才能に優れた彼は、シャーとなる頃には戦略家と呼ばれるほどになっていました。
殺害者の欄が気になって…
 野心的弑逆的だが、節操を守る面もあったそうです。
名声レベルは3(一目置かれている)、信仰レベルは2(支援者)となっています。
正当性レベルが2。マイナスが要素が多いですね…。
地味に、恐怖が50あるのは良いですね。部下が派閥参加に対して尻込みします。
 名声と信仰は、戦闘に勝利していれば少しずつ上昇します。なのでこれらはOK。
※信仰点は異教徒との戦闘に勝てば上昇。そして周りは異教徒だらけ…。

 最後の正当性の効率よい上げ方は…良く分かってません。
活動とか、称号作ったりで上がりますけど…お金がかかるなぁ。

 イベントでは、正当性を上げる選択肢を選んで行きたいところです。
それにしても、正当性レベルは継承前3か4あった気がしたんだけどなぁ…。
知らない所で何かやったのかな?

 そして…
まさかとは思いましたが。
 公にはなっていませんが、弟2人を手にかけています。
オスマン帝国に先んじて、そんなことしなくても良いのに…。

伝説の継続

 まずは、伝説の記録を継続していきます。これは正当性確保のため。
欲しいんじゃ…正当性が…。円で!ユーロで!ドルで!
 お金はかかりますが、この伝説はイランの幕間劇に関しての記録でもあります。
折角なので、きちんと成立させたいのです。

正当性乞食の治世前半

葬儀の実施

 即位後、先代の葬儀を計画しました。
無事に終えられれば、正当性を得ることが出来ます。
信長の後継者としての秀吉然り、葬儀と言うのは権力移譲をするうえで大事な通過儀礼だったのでしょう。
9カ月寝かせて、ゆっくり熟成されるスーリさん
 ところで問題は、スーリさんの遺骸を9カ月も保管したことです。
痛んでないですか?正統性的に大丈夫でしょうか…?

 葬儀開始後、妹が注目を浴びてしまいました。
主導権を取り返すべくアピール。
 これには失敗して、正当性を20失いました。
このようなことを2度繰り返してしまい、狙いとは逆に正当性が低下していきます。
むむむ。
 葬儀を終えました。
115の正当性を得ましたが、40失っているので実質75の上昇に留まります。
でしゃばらずに、慎ましく葬儀をしておけば良かったのかも…。

 ここで、実績を一つ達成。「敬意を払え」を取れました。
 伝説の階位・完成を問わず達成できるのですね。やったぜ。

イラン統一

 代替わりから1年程度経過しましたが、内乱が起こる気配はありません。
 これは、外征に向かっても問題ないやつです。

 とりあえず、イラン地方の独立領主を攻めていきます。
伯爵領3つに対して、一気に宣戦布告。
かかってこい、相手になってやる!
 まともな勝負はならず、あっという間に併合しました。
 ペルシア方面の統一完了です。
次に向かう先は…

そうだ、印度行こう

 向かう先は、東方。インドです。

第一次バンバニー朝侵攻(925~)

対戦者紹介

 侵攻先はバンバニー朝(朱色線範囲)。公爵領を綺麗に二つ所有しています。
このうち西半分を占拠すれば、ガンダーラ公爵(青線範囲)が臣従してくれそうな気配が。
 上手く行けば、一気に勢力圏を広げるチャンスです。
 ちなみに、ガンダーラ公爵マーワラー・アンナフル王国に喧嘩を売ってる真っ最中。
バンバニー領の一部を併合したところで、喧嘩が終わらないと併合には応じてくれません。
こちらの侵攻具合と並行して様子を見ていきましょう。

横道に逸れる

 ついでに、喧嘩を売られてるマーワラーアンナフル国の王子紹介。
ゴール朝の人質に取っていたのですが、先王の死去に伴い帰国・即位しました。
新王は仏教徒に改造済
 元々はイスラム教国家ですが、人質時代に仏教徒に改造済みです。
その影響か、部下の不満は大きいようです。3つもの反乱を起こされています。
大国ですが…兵力も負けているようですし…どうなるかな…。

暴走族アサウィラ兄貴

 話をゴール朝へ戻します。バンバニー国戦の様子をば。
 相手領土を占領したうえで、主力軍を補足して壊滅に追い込みました。
新戦力のこいつらが活躍した気がします。そう、頼れる弓騎兵のアサウィラ兄貴。
よく見るとサングラスしてる…?
 彼らのお陰?で、第一次侵攻戦は危なげなく勝利しています。

仏教徒のともだち。

 バンバニー地方制圧後、マーワラーアンナフル国(長い!)の内戦に目をやります。
驚くことに、意外な粘りを発揮して3戦線すべてに持ち堪えていました。
 これでは、ガンダーラ侯爵の臣従には少し時間がかかりそうです…。

 ここで、ふと頭をよぎる2つの発想。
①数少ない仏教徒同士だし、同盟を結んでおけば援軍に期待できるかも…。
②内戦に介入すればすぐに終結させられるのでは…。

 善は急げ。アンナ(略)王に娘を輿入れ・同盟からの、内戦介入を実施。
対ガンダーラ公爵の援軍に参加
 反乱軍を蹴散らし、名声と信仰点を稼がせて頂きました。

 内戦終結後は、何食わぬ顔をしてガンダーラ公爵を臣従させました。
同盟国の確保及び勢力拡大という成果で、第一次遠征は幕を閉じました。

第二次バンバニー戦争(929~)

3ヶ月で終結…も

 援軍も落ち着いた頃、バンバニー公爵が代替わり。休戦協定は白紙です。
 長男が公爵領を継承。人質としていた次男が伯爵領を継ぎました。
彼(次男)は一応、仏教徒に洗脳済です。

 即座に開戦。第二次バンバニー戦争の幕開けです。
 開戦2か月後。
積極的に攻勢を仕掛けてきたバンバニー軍を捕捉。
 殲滅時に公爵を捕虜にすることに成功。勝利確定です。
「死んだラクダの腹の中に生きたまま縫われる」ってどういう意味だろう?
 3か月で目標達成です。早く終わってよかった。
ウキウキで講和をまとめましたが…何かがおかしい。
 そう、開戦目標を間違えていましタァー。
赤色部分の公爵量を丸ごと頂くつもりが、得られたのは黄色の伯爵量1つのみ。
なにやっんてだ…。

人を呪わば…(930~)

 気落ちする私に悪魔の囁きが聞こえます…。
ちょっと美形化された王様に囁く美女とゴリラ
バンバニー公爵を亡き者にすれば…またすぐ開戦できるじゃないか…。
 それに、次男(仏教徒)が継承すれば…臣従してくれるかも知れないよ…?

 …。

 …私は悪魔に魂を売ってしまいました。
 「おや、あの森はそんなにも危険だったのだなあ」という白々しいコメントと共に、暗殺は成功しました。
 関与はバレていません。評価ペナルティーは発生せず。
そして、目論見通り弟が跡を継ぎました。

 残念ながら、臣従はしてくれませんでしたが…。
 しかし、魂を売った代償か…もしくは過去の自分の業か。
報いは突然訪れるのでした。

穴二つ(931~)

 第3次遠征を検討していたところに、息子の悲報が届きます。
 下手人もまた息子(弟)でした。
油断ならぬ悪党が…
 すべてを知った、ベザード帝はこう呟いたと記録が残っています。

「血は争えないな。しかし、やるならもっと巧くやるものだ。
スーリは捕縛され獄へ。
その後、公の場で彼を見たものはいないそうです。
油断ならぬ悪党を暗殺…
 それにしても、息子が二人とも油断ならぬ悪党とは。
いやな一家でありますなぁ…。

何かを察したように

 兄弟殺しの評判が近隣に広まったころ、一つの知らせが届きます。
 バンバニー公爵から、臣従の申し出です。
(急に臣従OKになりました。確認し忘れましたが、なんでだろう…?)
怯えなくても大丈夫だよ。
「兄弟同士で殺しあうような一族に、目をつけられたままではヤバい」
とでも思ったのでしょうか。
 紆余曲折ありましたが、インド方面への足掛かりを築くことに成功。
第二次バンバニー戦争の全目標は達成されたのでした。

更に東へ

ジャーンガラデシュ従属戦争(933~)

 インド方面への侵攻は継続。
次に狙うのは、ジャーンガラデシュ公領(赤線)
デリー王国(黄色)から独立した(っぽい)この地を占領しておきます。
次にデリー王国を狙う際に、分断したままの領地を叩けますからね。
 従属戦争(生涯一度の権利)を使用しての、公領全土制圧が目標です。

 開戦から約1年半後の様子。
順調に征服を進め、首都周辺を制圧しました。
 堪らず、ジャーン(略)公は降伏。
人質を差し出したうえで、ゴール朝の封臣となりました。
 ゴール朝軍は、次なる戦闘へ向けて暫し休息を取ります。

次代シャーハンシャー教育完…了?

 その頃、一人の男が成人を迎えました。
長男の死に伴い、家系の後継者となった嫡孫フーシャングです。
 教育が完了して、緻密な策略家としての特性を獲得しました。
人心操作の才能を、国を良い方向へ導くように発揮してほしいところ。

 …いや、いきなり私利私欲に発揮するな!しかもバレてるし…。
大事な正当性をこんなことで…。
 すべてを知った、ベザード帝はこう呟いたと記録が残っています。

「血は争えないな。しかし、やるならもっと巧くやるものだ。

 幸いにして未遂に終わったため、厳重注意で済まされたそうです。
が、叔父の一族から深い恨みを買っています。大丈夫か、この後継者…?

3ヶ国同時進行(936~)

 休息と再編成を終えたゴール軍は、更にインド方面への勢力拡大を進めます。
①ハッバーリ王国(朱色)
②マンスーラ伯爵(青色)
③バッティ公国(緑色)

 狙いはこの3ヶ国。同時に宣戦布告を行い、撃破していきます。
いずれも、開戦前の兵力は1000~2000程度です。
勝ったな、風呂に入ってくる
 バッティ公国は斜線部の割譲を、他は全土割譲を目標にしています。

 まずはハッバーリ王国から。難なく首都を占領し、こちらは片付きました。
降伏受入を行っているころ、バッティ公国軍(赤丸)がゴール朝軍を避けるようにして侵攻して来たとの報告が。
 いったん放置して、南のマンスーラ伯領へ侵攻します。
近場の敵から一つずつ片づけていくほうが効率的なので。

 マンスーラも片が付きました。侵入してきたバッティ公国軍を片づけたいところですが…
この頃、公国軍は即席の同盟兵力を呼び寄せて3600程度に膨れ上がっていました。
 兵力を分散したままでは、同規模兵力での戦闘となります。
勝敗に不安が残るため、敵首都占領を進めつつ軍の合流を図ります。

 侵攻先のビーラマラ地方で両軍は決戦を迎えます。
同盟兵と連携失敗した敵に対し、倍以上の兵力で戦闘に臨むことができました。
 大虐殺とも形容された野戦で、大勢は決しました。
 こちらの損害220に対して、敵方は1900名の全滅に近い損害。
 938年の年明け、バッティ公は戦意を喪失して降伏したのでした。

崩御(938年)

その時

 983年5月21日。狩人帝”シャーハンシャ―”ベザード崩御。
 即位当時は「無残なるもの」などと評されました。
下馬評を覆し、見事にインド方面へ橋頭保を築いています。
即位後に内乱がなく、早期に外征へ移行できたことが大きかったと思います。
(思い返せば、恐怖値50のやべー奴と思われていたことが大きかったのかも。)

正当性

 課題の正当性に関しても、あと一息で目標の4に達するところまで行きました。

領土

 即位当初の領土がこちら。
Before
 そして崩御前(938年3月)。
After
 今でいう、パキスタンの辺りまで勢力を広げたように見えます。

 この状態で、嫡孫フーシャングに引き継がれます。
若干19歳、彼の代で実績達成を図りたいところです!