こちらはまだモンゴル編の記事になります。少し変わった出来事があったので、纏めました。
    世界をも股にかけた種牡馬 番外編2
-The Stallion that Mounts the World-
-The Stallion that Mounts the World-
傍から見ると教皇猊下の御乱心なのですが、内心には複雑な理由が…?
シリーズ一覧
~だいたいモンゴル編~(1)序章
(2)頂き系カンの教本
(3)1.3翼くらいの戦い
(4)因果応報
(5)天地が懸かってても忙しいので…
~世界編+α~
(1)驚きの吸引力
(2)退冠式←本記事
(3)官僚制モンゴル帝国
(4)帰って来て逝った鉄木真
教皇の野望
今回の主役をご紹介します。ウルバヌス3世
ゲーム内でのカトリック教皇、ウルバヌス氏です。 ・性格 冷笑的・好色・憤怒…なんか、聖職者と真逆のイメージですが…よく教皇になれましたね?
好色持ちなので、叩けばスキャンダルが出そうですぜ、ゲヘへ。
・外見 醜悪
渾名も醜悪。これは可愛そう…。
・能力 全て平均以上の優秀な人物です。財務17と特に学識29が優秀。
威信、信仰点ランクが低いですね。後者は性格的にしかたないか。
Crusader Pope
さて、猊下乱心撃の内容です。世界統一も、残すところビザンツ帝国だけとなったモンゴル帝国。
1251年6月1日、教皇ウルバヌス兄貴が唐突に十字軍を宣言。
封臣、ましてや帝国首脳陣が呼びかけた十字軍に、ジョチ帝も帝国関係者も驚愕。
(やってることは実質反乱ですからね…。) 思い起こせば7年前、モンゴルの前に屈した猊下。 カトリックの長として、この決断が正しいかどうか葛藤する日々だったのでしょう。
学識能力を買われて、星見の補助業務を行わせていた…。
…って、教皇に異教徒の補佐なんてさせてた。これが原因かしらね…。
第1回十字軍(黒歴史)
さて、現状です。十字軍発足時は、約3万の兵力が揃っています。対するモンゴルは24万の動員が可能。 14カ月の間に、ここからどれだけ増えるか?お手並み拝見です。
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| 「お前もテングリ教徒にならないか?」 | 
あんまり増えても面倒ですし…。 妨害にもめげず、11万の兵力を集めている教皇。
思ったよりも増えたので、再度切り崩しを図ります。
~14日後~
 十字軍参加者は6万人に減少。大体半減しちゃいました。この大規模な手のひら返しに教皇はがどうしたかと言うと。
教皇ウルバヌス、怒りの十字軍撤退!
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| ごめんて。 | 
ちょっと時間を撒き戻します。ウルバヌスの兄貴、もう一回頑張ってみようよ、ね?
教皇の手記
私はウルバヌス3世。世の皆は私を「醜悪な」と枕詞を付けて呼ぶ。それは外見由来ゆえ、不本意ではあるが耐えれば良い事と心得ている。
第1(2)回十字軍(夢オチ)
だが、8年前の決断以来、違う意味でも私を「醜悪」と呼ぶ声が挙がっている。信教と教皇領の住民保護を条件に、東方蛮族に屈した決断。
不本意ではあったが、カトリックのためを思い、蛮族による統治に協力した。 それを、「己の命欲しさの投降」、「蛮族への迎合」と影で罵る輩達。
その声が私に届かぬと思うか。貴様たちに私の無念が理解できるのか。
安全地帯から人を罵ることこそが醜悪ではないのか。
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| いつの間にか犯罪者に。実質反乱だから? | 
私を罵る者たちのことは良く心得ている。 彼らを文字通りの死地に立たせて「免罪」を与えてやろう。
私は、蛮族から領土を取り返した教皇として「聖」ウルバヌス3世とでも後世に記されれば良い。
この十字軍は、大成功を納めた。
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| ※興味があったので、すぐ降伏してみました。結果こうなりました。 | 
これは始まりにすぎぬ!モンゴルの蛮族ども、そして私を罵った卑怯者どもよ、思い知るが良い。
第1(3)回十字軍
…という夢を見た。宣戦布告
私はウルバヌス3世。十字軍を発動した教皇だ。なんか、最近調子が悪くて寝込んでいる。
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| 再度のやり直しが頭をよぎりました…。 | 
そりゃそうだ。力強く、かつイケオジとして描くよう圧力をかけたのだから。
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| 鋼鉄のウルバヌス | 
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| 苦しみながら宣戦布告するウルバヌス | 
…ここからなのだ。第一歩を踏み出したのだ。
必ずこの病を克服し、私を罵る者たちと、蛮族の王にしかるべき報いを与えてやるのだ。
崩壊
4カ月も過ぎたころ、死線をさまよった私の体はすっかり元通りとなった。…今にして思えば、元通りにならぬ方が幸せであったとも思うのだが。
ローマを中心に、2万近くが終結しつつある十字軍。
これからロタリンギリアへ向かう間に、カトリック教徒たちで続々と膨れ上がる。
先の夢を、現実とすることも叶うはずだ! そんな甘い夢は、簡単に打ち砕かれた。
ローマ付近に蛮族の軍が集結しているとの知らせが入る。その数17万。
早すぎる。私の見通しが甘すぎたのか。 奴らはあっと言う間にローマへ攻め込み、十字軍を蹴散らしてしまった。
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| 攻城兵器が2200も揃ってました…。 | 
忌々しい蛮族どもめ…。
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| 威信点と信仰点が凄いですよ。 | 
十字軍は失敗に終わった。
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| やはり、宣戦布告が罪と見做されたようです。 | 
ジョチの手記
帝国を揺るがした十字軍の報せであったが、半年程度で終結した。それにしても、ウルバヌスは何故このようなことを…。
捕縛
五分五分と思われたが、奴は大人しく獄に繋がれた。 気は進まぬが、大規模な反乱には処分が必要だ。まずは、何故帝国を裏切る真似をしたのか、彼の身体に問いかけるのだ。
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| 「好色」持ちだから仕方ないけど…まさかの不貞を自白。 | 
これを秘して奴への脅迫材料とする。尤も、獄に繋がれた奴に貸しを作っても仕方ないが…。
処分
結局、影響力の大きさを考慮して教皇職と領土を廃止することと決まった。先ずは奴の所領を全て取り上げる。 続けて、テングリへの改宗を誓わせる。
奴の宗教的な立場・権威は、これで完全に消滅しただろう。 宮廷の処刑人として仕えるか問うてみると、意外にも前向きな反応を示した。
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| テングリの死刑執行人として仕える元カトリック。皮肉めいてる…。 | 
そうすれば、西方の邪教による宗教反乱なども起きなくなるであろうよ。
あとがき
ということで、数奇な運命を辿りそうなウルバヌス猊下の物語はこれで終了です。システム上そうなるのでしょうが、封臣が十字軍を呼びかけたのに驚きました。
この状態で十字軍を起こしたらどうなるのか、気になって進めてみたのが今回の記録となります。
夢オチ編ですぐ降伏してみましたが、敗北すると普通に十字軍国家が誕生するのですね。
また、今回の様に十字軍を制圧出来た場合は、莫大な威信・信仰点が手に入ります。
運よく代替わり直後等で利用出来れば、プレーが楽になるかも知れませんね。
といった辺りで、今回はここまでに。
次回はモンゴルでの他実績などを記事にする予定です。それでは!

























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